友人からお金を借りる!?後悔しないためのお金の借り方とは?
もし急にお金が必要になったら、アナタはどこからお金を借りますか?金額に依るかもしれませんが、少額であれば、友人や親・兄弟など知り合いから借りることを考える人は少なくないと思います。カードローンやキャッシングの広告で、即日融資の言葉を見かけたとしても、何だか手続きが難しそう、利息が高いのでは・・と敷居が高いイメージではないでしょうか。
しかし、親や兄弟ならともかく、友人からお金を借りるということは、思わぬ落とし穴が待ち受けている場合があるのです。
お金が足りない!そんな時、アナタならどんな友人から借りますか?
「お金が足りない」そんな時、友人にお金を借りることを頼むとしても誰に頼もうと悩む人は多いと思います。金額にも依ると思いますが、数万円くらいの額になれば、やはり普段から気が合い、信頼関係があると思える友人ではないでしょうか。お金が足りない状況は様々だと思いますが、いくら少額であってもただの顔見知り程度では、頼む方も頼みづらいし、相手に「簡単に借金を申し入れる人」と思われてしまうのではと考え、躊躇してしまいますよね。
お金を借りるというのは、余程その友人が大事にしている物でない限り、物品とは違い、貸す側にとっても重みが違います。そのため、まとまった金額になればなる程、信頼している友人の方が頼みやすくもあり、貸してくれるのではないかという期待を持ってしまうのです。
前者の場合、少額であれば比較的付き合いの浅い友人にも頼むことはできるでしょう。貸す側としても、相手が余程不誠実な人でなければ不安な気持ちもあまり持たず貸してくれる可能性があります。しかし、後者の場合、いかなる事情であれ理由を説明し、返済することを信じてもらえなければ借りることはできません。そのためにも、初めから自分を信頼してくれていると思える程の付き合いをしている友人でなければ可能性は低くなります。
いずれにしても、最低限の信頼を得られている友人からでなければ、お金を借りることは難しいでしょう。
お金を貸してほしい・・友人からの急な依頼にアナタはどう対応する?
友人からお金を貸してほしいと言われた時、アナタはすぐに貸しますか?もちろん、金額によってはNoと言うときはあるでしょう。また、どんなに親しくてもお金の貸し借りはしないという考えの人もいると思います。しかし、その友人との付き合いの程度、信頼度によって貸すかどうか迷う人は多いと思います。
付き合いが長く、信頼関係が深いほど、自分を頼ってきたのに、貸さないのは薄情では?と考えてしまう人もいるでしょう。貸さないことで罪悪感さえ持ってしまう人もいるかもしれません。
でも余程の事情がない限り、お金を貸してほしいと言う人は、「計画的に金銭が使えないだらしがない人」とみなされます。
お金を借りる理由が、生活費が足りないなどであれば、なおさらです。お金を返してもらうことを考えれば、そういう人にはお金を貸したくないというのは当然でしょう。
一方で、基本的にお金を貸すという考えの人の中には、ある一定の金額までで、付き合いもそれなりにある友人であれば等の条件を決めている人もいるようです。さらに借用書や利子についても決めるなどビジネス的感覚の人もいるようですが、そのような人は少数派でしょう。
いずれにしても、友人からお金を貸してほしいと言われたら迷うという人は多いようです。
どうしても友人からお金を借りるなら・・必ず押さえておきたい注意点
友人からお金を借りると、後のその友人との関係が多少なりともギクシャクしてしまう可能性があります。後になって後悔しないためにも、友人への気遣いや誤解が生まれないよう、気をつけることは大切です。
お金が必要!友人に納得してもらえる理由とは
お金を借りる時に、まず大切なことはどうしてお金が足りないのか、何に必要なのかという理由と目的です。給料日までの生活費が足りないにしても、どうして足りなくなったのか、その理由が友人を納得させられるものでなければいけません。もちろん、中には何も聞かずにお金を貸してくれる人もいるかもしれません。
しかし、そういう場合は、お金を貸してと頼んだ時点で、借金を申し入れるような友人は、お金にだらしないとか、いい加減な人という評価をされてしまいがちです。もし、借金をする理由が、ギャンブルに使った等であれば、そのような評価をされても仕方ないことですが、冠婚葬祭など急な出費が続いて・・・と言われれば、頼まれた友人も手助けしてあげたいという気持ちになる人は少なくないと思います。
しかし、だからと言ってウソをついてお金を借りるのは絶対NGです。
お金を借りた責任を形で表す借用書について
友人からお金を借りると、どんなにその友人と信頼関係があると言っても何となくわだかまりが残るものです。お金を貸してくれた友人にしても、本当に返してくれるのかな?いつ頃返してくれるのだろう?そんな不安はいつでもついて回ることになります。その不安を少しでも解消するために、口約束ではなく、きちんと借用書を作ることをオススメします。
借用書には法的効力はありませんが、万が一返済がなく裁判になった時、お金の貸借があったことの証拠になります。
そして、そのような書面に残すことによって、友人に返済について計画的に実行する意志があることを示すことは大事なことです。
友人との信頼関係を崩さないためには
友人からお金を借りると、民法上は利息は発生しません。しかし、アナタを手助けしたいと思った友人に感謝の気持ちを表すことは必要ではないでしょうか。利子という形にとらわれず、返済する時に友人が必要としている物を添えるという形でもよいでしょう。決して高価な物でなくても、その行為で友人に気持ちは伝わると思います。
また、返済については必ず期限を守りましょう。借用書に明記したことが守れないようであれば、友人との信頼関係は崩れ、不信感までも与えてしまいます。そんなことになれば、絶対に後で後悔することになります。いかなる事情があれ、まずは誠意を尽くすことが大切です。
もし、友人にお金を返せなかったら・・考えられる最悪の事態
お金を借りるときは返せると思って借りていても、返済期限までの間に再び出費がかさむようなことがあったり、返せるほどのお金が入ってこず、結果的に返済が遅れるという場合も考えられます。
そして、もしウソをついてお金を借りていれば、返済が滞り、刑事告訴されると実刑になることもあります。
少額での貸し借りの場合、ここまでする事態はあまりありませんが、その友人との信頼関係は確実に崩壊します。そして、友人から友人へとその噂が広まり、周囲の人から全く信用されない、いい加減な人間というレッテルが貼られる可能性も考えられます。
まとまったお金を借りていた場合、貸した友人にしてみれば、いつ返してくれるのだろうという不安はより一層募ります。お金を借りた理由がウソであればなおさらです。
友人からお金を借りる場合、理由を言いづらく、ウソをついてしまいたくなることもあるかもしれません。しかし、事情を正直に話すことは大切です。それは、お金を貸す友人のみならず、借りる人にとっても最悪の事態を免れることになるからです。
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本当に友人からお金を借りますか?築いてきた信頼関係を守る方法
ここまで、友人からお金を借りるときの注意点や貸してくれる友人の心理などを説明してきました。また、借りる事情が何であれ、貸す側の思いも複雑な場合が多いこと、これまでの友人関係が今後ギクシャクしてしまう可能性があることも説明しました。
確かに友人からお金を借りれば、利子を払うこともなく、そもそも金融業者のように審査がないので、貸してもらえる可能性は高いでしょう。
しかし、お金には変えられない友人との信頼関係が壊れてしまう危険性が出てくるのです。
金融業者からお金を借りれば、利子がついたり、審査のための書類を用意したりと面倒なことも多いです。しかし、友人からの評価を下げることもなく、あくまでもビジネスとして扱う金融業者の方がリスクは少ないと思います。様々な金融業者があり、利率などでサービスを行っているところもあります。
まずは金融業者からお金を借りることを検討するほうが賢明な判断ではないでしょうか。