今すぐお金が必要ならココ!5分でわかる解決方法

学生専用のローンがあるってホント?金利や審査について知りたい!

大学生って案外お金がかかると思いませんか?

毎日の通学に、ゼミの教材費、サークル参加のための費用やコンパなどの遊行費…さらには開かれる合宿にも行きたいし、卒業前には友人と卒業旅行…なんて考えていると、大学生活を有意義に過ごす為に、お金はかかせません。

でも、大学生ってご両親からの援助やアルバイトなどで生活をしているケースがほとんどですよね。

急にお金が必要となった時に、ご両親にはこれ以上頼れないし、バイトも増やせないとなると途方に暮れるかもしれません。

今回は、そんな大学生でも借りられるローンがあるのかを調べてみました。今お金で悩んでいる学生さんたちのお力になれれば幸いです。

学生でもお金を借りたい!借りられるところってあるの?

ゼミの飲み会で急にお金が必要になったけど手持ちがない!なんてケースの場合、アナタならどうしますか?

「お金が必要!」と言って「いいよ」とぽんぽんとお金をくれる家族というのもそう多くありません。「遊ぶお金は自分でバイトでもして調達しなさい!」なんて言われるケースが良くあります。

しかし、研究活動などやサークル活動で精力的に動いていると、なかなかバイトの時間って取れないですよね。

また、親元を離れて一人暮らしをしているケースなどでは、親御さんに余計に心配をかけてしまう場合もあります。

では、学生がお金が必要となった時に、どうすればいいのでしょうか。

社会人だけじゃない?学生もお金を借りることができます!

お金が必要!となったときに、真っ先に思い浮かぶのは「どこからかお金を借りる」ということではないでしょうか。

でも友人にお金を貸してというと友人関係が壊れてしまうかもしれませんし、親にも言えない、バイト先から前借しても次の月が苦しくなる…と悩んでいらっしゃる学生さんもいるかもしれません。

そんな時は、銀行や貸金業者からお金を借りるという選択肢もあります。

実は多くの業者がローンサービスを提供しています。

貸金業者って?

貸金業者とは、貸金業を営んでいる企業のことです。一般的にはカードローンなどを提供している消費者金融、クレジットカードの発行を行っている信販会社などのことをいいます。

最近CMなどでも消費者金融や銀行カードローンなどの紹介が流れているため、見たことがあり、名前くらいは知っている企業があるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

でも、そういったところからお金を借りられるのは社会人になってからじゃないの?なんて疑問に思うかもしれません。

しかし、中には学生も借り入れできるところはあるのです。

学生向けの「学生ローン」を提供している貸金業者もあり!

消費者金融などからの借り入れなんて学生の自分とは無縁の話…と思っていらっしゃる方も多いかもしれません。

しかし、実際には、学生でも融資の対象としている企業があるのです。そのなかでも、学生向けに特化して営業を行っているところがあります。

それらは一般的に「学生ローン」と呼ばれていて、学生を対象に融資をしているのです。

「学生ローン」なんて名前を聞くと公的機関による融資のように感じるかもしれません。しかし、「学生ローン」と呼ばれる業者は一般的には消費者金融…貸金業者となりますので、ご注意くださいね。

急にお金が必要なのはなぜ?学費の場合は他の選択肢の検討も…

ところで、今あなたがお金が必要だと思っているその原因はなんですか?

急なサークルの飲み会ですか?ゼミの打ち上げに参加するためですか?

それとも授業料などの学費の為でしょうか?

もし、授業料など学費の為にお金が必要で借り入れ先を探している…なんていう状況の場合は、是非一度他の選択肢を検討されてみる事をオススメします。

学費などの借り入れの場合は、奨学金の利用や、教育ローンの利用など選択肢が様々あります。

まずは親御さんと相談をし、消費者金融などの貸金業者からではなく、公的機関からの融資が受けられないかを検討するべきでしょう。

また、奨学金制度は学校独自で提供している場合もあります。事務の方などに相談すると詳しく教えてくれますので、是非一度確認されてみてください。

学生ローンってどんなもの…審査や金利はどうなっているの?

学生向けの学生ローンっていわれてもどんなものなのか見当もつかない。そもそもお金をどうやって借りたらいいの?とお思いの方もいらっしゃいますよね。

まずは、学生ローンについての理解を深めておきましょう。

知りたい!学生ローンって一体どんなローンなの?

学生ローンは簡単に言うと、消費者金融が、学生本人を対象とした小口融資のことです。

つまり、お金を借りるのも、返済するのも学生であるあなた自身ということになります。

親御さんなどが借り入れして、アナタにお金を渡す場合は、学生ローンの利用はできません。

では、もう少し詳しく見ていきましょう。

  • 対象となっている人は?

高校卒業以上の大学生・短大生・専門学校生・予備校生となっているケースが多いです。
(高校生以下は利用できません)

  • バイトしてなきゃだめなの?

多くの学生ローンでは「安定した収入」ということを前提としています。また、「無収入でもOK」としているところは非正規業者の可能性もあるので注意しましょう。

  • 申し込めばすぐ借りられるの?

申し込み後に必ず申し込み先による審査が行われます。また、審査においては、学生証の提示など在学が証明できる書類が必須になるようです。場合によっては運転免許証など他の身分証明書も併せて提出するケースがあります。審査に通れば借り入れが可能です。

  • 連絡が来るの?

多くのケースで申し込みがあったらまず電話での本人確認や契約内容についての確認が行われます。申し込み時の連絡は本人宛にのみかかってくるケースがほとんどです。嘘の電話番号などを書いてしまうと、借入はできません。

  • どのくらいの金額借りられるの?

一般的には学生ローンの融資額は多くなく、限度額を50万円以下と設定しているようです。ただし、50万円満額借り入れできるわけではなく、あなたが必要な金額と比較検討し、限度額以内で業者が融資額を決定します。

  • 奨学金を利用しているけど申し込める?

奨学金を利用していても申し込みに対応している業者があるようです。ただし、あらかじめ「奨学金を利用中です」と伝えておいた方がトラブルが少ないかもしれません。

  • 保証人や担保はいるの?

多くの学生ローンでは保証人や担保が不要となっています。

学生ローンに申し込むには?審査や金利はどうなっているの?

学生ローンを利用したい!と思ったら、申し込みをして審査を受ける必要があります。

この審査内容については業者により少しずつ異なるケースもありますが、大まかな流れは以下の通りです。

【申し込み】
営業所に直接来店しなくてはいけないケースもありますが、多くの学生ローンがインターネットからの申し込みに対応しています。また、電話や郵送で申し込めるところもあります。

【審査】
学生ローン側が、アナタに貸し付けをしても大丈夫かどうかという審査を行います。この時、アナタ宛に電話がかかってきます。様々な事を質問されますので嘘なく丁寧に答えましょう。

【契約】
実際に契約を交わします。来店している場合は契約書などにサインをすることになります。インターネットや電話・郵送での申し込みの場合は後日契約書等が郵送され、送り返す必要がある場合もあります。

【借り入れ】
ATMで利用できるカードを発行され、ご自身で引き出す場合もありますし、あなたが指定した銀行口座に振り込まれることもあります。契約時の内容次第です。

【返済】
学生ローンは必ず返済をしなくてはいけません。毎月一定額を返済するケースがほとんどで、返済期間は3~5年で設定されている場合が多いでしょう。

最近ではインターネットを利用した申し込みや審査に対応してくれるところが増えてきました。また、電話連絡も基本的には申込者本人にしか連絡が来ません。

そのため、身内にばれたくない場合などは連絡先を携帯電話の番号としておいた方が無難でしょう。

申し込み時に親御さんに連絡が行くケースは少ないですが、初めは契約書などの郵送物が届く可能性があります。自宅住まいで、内緒にしたい方は注意しておいてくださいね。

絶対にまわりに内緒にしたい!とお思いの方はあらかじめ相談をしておくことをオススメします。

業者側もそのような学生の心理は分かってくれていますので、ある程度の対応はしてくれるでしょう。

また、金利についてですが、学生ローンをはじめとする消費者金融では最大金利というのが決まっています。

それは最大でも年20%までです。

多くの所では18%以下としていて、中には14%程度というところもあります。

金利は1%でも違えば総返済額が大きく変わっていますので、必ずチェックしましょう。ネットによくある返済シュミレーションなどを利用すると、実際この金利だと毎月いくら返済して、総返済額がどうなるというのを検討することができます。

学生ローンももちろん商売でやっていますので、金利はかならず支払う必要があるのです。

【関連記事】
未成年ではカードローン契約はダメ?お金が必要な人の為の事実

注意しましょう!学生ならだれでも利用できるわけではありません

学生ローンのアレコレについてご説明してきましたが、ここで大切なポイントがあります。

それは、学生ならだれでも融資OKというわけではないということです。

学生ローンと言っても借金と同じですから、様々な決まりがあり、それらを満たしていないと借り入れすることができないのです。

未成年の方は要注意!対象外としているところもあります

学生ローンとは言いますが、大前提として高校生以下は対象外となっています。高校生以下で借り入れOKとしている業者はまずないと理解しておきましょう。

そして、高校を卒業していても20歳未満の学生さんも注意が必要です。

学生ローンの中には20歳未満の学生さんには貸付できないとしているところもあるのです。

どうしてかといいますと、それには民法が深く関係しています。

実は、貸金業者に対する決まり自体には年齢の制限は特に設けられていません。それは、貸す側も返せる見込みのない相手に貸し付けをしても損するだけだからです。

そのため、20歳未満や70歳以上の方に対する貸し付けについては貸金業者自体が渋っているところがあります。

せっかくの学生ローンなら20歳未満でも対象にしてよ!とお思いなるかもしれませんが、民法では未成年の契約について定められている項目があるのです。

未婚の未成年単独での契約行為は原則認められていません。親権者の同意なく契約したものについては契約後も取り消すことができます。

これはお金を借りるという行為だけでなく様々な契約について対象となっています。

20歳未満の学生さんが学生ローンを親御さんに内緒で利用して、後で知られてしまった場合、親御さんの一存によっては契約を解除されてしまうということになります。

このようなリスクがあるため、多くの消費者金融では20歳未満を対象外としているのです。

しかし、学生ローンの中には20歳未満でもOKとしているところも複数ありますので、まだ20歳になっていないという場合は、そういったところを探しましょう。

もちろん、親御さんの同意がいるケースもあるのでその際にはきちんと親御さんに相談してくださいね。

親の仕送りのみで生活をしていて働いていない場合は借り入れ不可?

学生ローンと呼ばれてはいますが、その実、消費者金融であり貸金業者です。

貸金業者は「貸金業法」という法律に遵守して営業を行う義務があります。

実はその中に、「総量規制」という項目があるのをご存知ですか?

総量規制とは…

貸金業者が個人に融資をする際に、その対象者の年収の1/3までしか融資を行うことができません。他からの借り入れがある場合は、その金額と合算して1/3を超えてはいけません。

つまり、収入がない人にはお金を貸してはいけないよ!という決まりです。

ここでいう収入は簡単に言うと働いて得るお金…学生だとアルバイト代等ということになります。

この中に親からの仕送りというのは原則含まれていません。

また、たとえばバイト代が月5万円の方の場合は年収は60万円ということになりますよね。最大に借り入れできる金額はその1/3までとなりますので、20万円までということになります。

50万円どうしても必要…となっていても20万円以上は借り入れできませんので注意しましょう。

チェックしてみよう!大学生が利用できる学生ローン3選

学生ローンについてのご説明をしてきましたが、実際に利用したい!と思ったときにどこを利用すればいいのか悩みますよね。

学生ローンは正規業者から選ぼう!具体的に学生ローンをご紹介

ここでは具体的な業者の学生ローンについて3社ご紹介していきます。学生ローンを利用したいと思われた方、是非ご参考ください。

  • 株式会社アミーゴ

時期によっては金利が優遇される様々なサービスもあります。

限度額 3~50万円
金利 14.4%~16.8%
対象年齢 20歳以上
登録番号 東京都知事(3) 第31342号

就職内定やダブルスクールなどの学費目的の場合は金利が優遇されるサービスが行われている期間もあります。

  • 株式会社マルイ

3年以内に完済すれば在学中は利息分の返済でもOK。

限度額 1~50万円
金利 15.0%~17.0%
対象年齢 記載なし
(安定した収入のある大学生・大学院生・短大生・専門学生・予備校生等)
登録番号 東京都知事(7)第16492号

対象が安定した収入がある学生の方となっていますので、未成年の方は一度問い合わせをされてみてください。

  • 株式会社カレッヂ

1977年創業の学生ローンの老舗の一つです。

限度額 ~50万円
金利 17.0%
対象年齢 高卒以上(18歳以上)
(安定した収入のある大学生・大学院生・短大生・専門学生・予備校生等)
登録番号 東京都知事(11) 第01345号

毎月最低利息分の返済をすればよくそれ以上の返済額はご自身で設定することができます(ただし5年を超えない期間)。未成年の場合は最高10万円までです。

申し込み前に再検討を…安易な借り入れはやめましょう!

お金がない!でも親にも頼れないしバイトも増やせない…なんて時に学生ローンの存在はとても頼りになりますよね。

しかし、申し込みをする前にもう一度じっくり考えてみましょう。

あなたが借り入れをしたいという理由は本当に必要なものなのでしょうか?

例えば、毎日毎日飲み会をして、学校もろくに行けてない…なんていう状況の場合は、まずはお金を借りるよりも飲み会を調節し、健全な学生生活を送るようにする方が先決です。

高校を卒業して更に進学をするというのはアナタの将来にとって有益になるような勉強をするということでもあります。

あくまでも学生の本分は学業です。

そこを見誤らないようにしましょう。

また、借入の癖をつけるのもよくありません。学生時代に借りては返しを繰り返していると、社会人になった時に暗い影を落としかねません。

そして、悪徳業者にも注意が必要です。

学生というのは詐欺やマルチ商法などの悪徳商法から眼をつけられやすい存在でもあります。

普通よりも明らかに安い金利や、審査もない、金額も高額など1つでも不審な事を感じたら申し込みをするのはやめて、関係機関に相談しましょう。

学生ローンを始め消費者金融は都道府県の許可を得て営業をする必要があります。許可番号を検索するなどして自衛することも大切です。

楽しいキャンパスライフの為に、学生ローンの利用は決して悪い選択肢ではありません。しかし、安易な借り入れは後々の自分の人生に降りかかってきますので、借入する前には本当に必要な借り入れかよく検討するようにしましょう。

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