内緒でカードローンを利用したい！初めてでも安心でばれない利用方法

カードローンを利用したいと考えている人は多いのですが、周囲に知られたくないために申込みを躊躇している人も結構います。周囲に内緒で安心して申込みする方法は無いのでしょうか。

まず問題なのは申込時の在籍確認で職場に電話が有るためこれが大きな障害になっています。しかし在籍確認でばれてしまうことはまずないと言われています。

次に問題なのが月々送られてくる利用明細が家族の目に触れてばれてしまう可能性で、これについては対策が必要でしょう。

最後は返済に行き詰ってしまった時の督促状や回収担当からの電話ですが、これは防ぎようがありませんから、そういった状況にならないことが重要です。

カードローンの利用がばれる可能性？注意すべきこととは

借金をするのを知られたくないというのは、多くの日本人が思うもので、カードローンの利用も周囲には隠したいと考えるのが普通です。

しかしカードローンの利用者というのは急増しており既に生活ツールとしての認識も広がっているため、隠しておく必要が本当にあるのかを考えてみてください。

どうしても隠す必要が有るという場合には、どのような時に金融機関側が利用者に接触してくるかを考え、それぞれ対策を練る必要が有ります。

予めしっかりと準備をしておけば、そういった接触の多くは避けることができるため、ばれる機会を減らせます。ばれてしまうのは準備不足も大きな一因になるのです。

そもそも隠しておく必要が有るのか

最近はテレビを見ていると頻繁にカードローンのコマーシャルが流れますし、銀行が参入したことにより、安心できるローンの一つに数えられるようになりました。

しかも長期の不況が続き、多少上向いたと言っても、デフレで給料は増加どころか減少してしまう場合も有って、生活を維持するために、少額の借入れを行うことも珍しいことではなくなっています。

この状況にマッチしたローンがカードローンで、利用限度額内であれば借入れと返済を何度も繰り返し使えて大変便利に使える為、利用者は急増しています。

したがって今やカードローンというのは一種の生活ツールという側面が有り、一般的に認知されるようになってきているのです。

もちろん借金で生活するのは良くありませんし、本来なら生活レベルを収入に合わせるべきですが、返済が可能な範囲で利用するのであれば、あとは本人の判断と言うことになるでしょう。

したがって、隠しておきたいと言う気持ちは分かりますが、本当に隠しておく必要があるのかどうか、まず考えてみましょう。

周囲も知っていたほうが気が楽な場合もあるのです。

金融機関からの連絡があるのはどういう時か

そこで本題に入って、考えた末どうしてもばれるのは困るという場合、周囲にばれないようにするにはどうすればよいのかについて考えて行きましょう。

周囲にばれる可能性が有るのは、利用時にカードを見られるとかそういった点を除けば、金融機関が何らかの接触をしてくる場合と考えられます。接触には次のようなものが考えられます。

• 申込後の審査時に行われる職場への電話による在籍確認
• 利用開始後に月々送られてくる利用明細書
• 返済滞納時の督促状あるいは回収担当からの電話

つまりばれないためにはこれらについてどうすれば良いのかを考えておく必要が有るわけです。

あらかじめ準備をしておけばほとんどの連絡は避けられる

接触の機会がこんなにあったのではとても借りられないと考える人も多いと思いますが、そんなことを考えていては、カードローンに限らず、今後ローンを利用することは難しいでしょう。

これらの接触の機会というのは、金融機関側の配慮や最近の技術進歩のおかげで、あらかじめ対策しておけば、ほとんどの接触というのは避けることができるのです。

ばれるのを避けたいのであれば、申込みの前にこういった対策について調べて適時実行するようにしましょう。

対策が不十分だと周囲にばれる可能性が出てくるので、慌てず万全を期すようにして下さい。

職場では絶対に内緒にしたい！在席確認を避ける方法はあるのか？

まず最初に考えられる接触としては申込み後審査時点で行われる在籍確認です。この在籍確認は原則として職場に電話が入り本当に申込者が在籍しているかどうかを確認するものです。

職場ですから申込者は最もばれるのが警戒されるもので、在籍確認の評判は良くありません。しかしこの在籍確認は本人確認の一環であり、なかなか金融機関は外すことができない確認なのです。

しかし申込者が心配する割には、この在籍確認では金融機関側の配慮も有って周囲にばれる可能性は極めて低く、あまり心配はいりません。

また最近になって利用時の制約は付きますが、在籍確認が行われないカードローンも出現してきています。

在籍確認は何のために行われるのか

まず利用者が嫌がっている在籍確認を金融機関はなぜ続けているのかを考えておきましょう。これには次の２点の理由があると言われています。

• 本人確認の一環
• 勤務先について虚偽の申告をしていないかの確認

本人確認については申込時に本人確認のための書類を提出しますが、窓口では写真によって確認もできるでしょうが、最近のカードローンの申込みは店舗に行く以外の方法で行われることのほうが多くなってきています。

このため書類だけでの確認は有効ではありません。そこで在籍確認を行って、本当に申込者が実在する人物であるのかを確認するわけです。

もう一つは審査での評価を気にして、実際には勤務していない有名会社の社員だと偽って申込みをしてくる場合が有るので、そういったことを防止する方法としても用いられているのです。

さすがに今ではそんな小細工をする人はそういるわけではありませんが、金融機関はそういった小細工で何度も実際に痛い目を見てきているので、事前にそのような危険性を排除したいわけです。

これ等の理由が有って、なかなか金融機関のほうも在籍確認に代わる有効な方法が無く、これが在籍確認が続けられる理由になっているのです。

このため、この在籍確認というのはカードローンの利用開始時には殆どの場合避けて通ることができません。

周囲にはそう簡単には分らない

しかしながら、実はこの在籍確認で周囲にカードローンの利用がばれてしまう可能性は極めて低いものなのです。

まず通常職場での電話応対を考えてみましょう。相手側からの電話の場合、相手が仕事上の話であれば通常は会社名を告げて、担当者を呼び出してもらうことになります。

これを例えば消費者金融名で行われたら、カードローンの在籍確認と思うかどうかは別にして、呼び出された人は消費者金融を利用しているように思われることになるでしょう。

銀行ならともかく消費者金融からでは知られたくはないのが普通です。このため金融機関側は名乗りについて配慮する様になっています。通常在籍確認での名乗り方は次のようになります。

金融機関	名乗り方
銀行	○○銀行
消費者金融	個人名

銀行なら通常何らかの利用をしていますから電話が有ってもおかしくないため銀行名がそのまま名乗られます。しかし消費者金融のほうは個人名でかかってくるのです。

このため誰が電話を取ったとしても、単なる個人的な電話だと思うはずです。

ですから銀行あるいは消費者金融のどちらを利用するにしてもその電話が在籍確認の為の電話だとばれてしまうことはまずありません。

そもそも、自分を考えれば分りますが、周囲の電話にそれほど気を配ってはいないものです。一番気にしているのは実は自分自身ということなのです。

在籍確認の電話確認を行わないカードローンもある

殆どのカードローンではこの在籍確認の電話確認が有ります。特に銀行の場合には電話確認は避けて通れませんが、消費者金融の中にはこの在籍確認を書類で行える場合が有って、電話は避けることができる可能性が有ります。

まず１つめはアイフルです。アイフルの場合５０万円以内の借入で、他社を含めて１００万円以内の場合には社員証などの提示で書類のみの在籍確認にできます。

もう一つはSMBCモビットで、Ｗｅｂ完結という申込方法を利用すれば、すべてをＷｅｂ上で行うことができ、やはり書類のみの在籍確認ができます。

ただし、このＷｅｂ完結の場合には借入れ自体もＷｅｂ上からの振込依頼のみの対応ということになるので、カードも発行されません。そうなると、もはやカードローンとは言えないかもしれませんね。

以前はプロミスでも似たような申込みができたのですが、現在では必ず電話連絡が行われるようになっています。

利用明細書で家族にばれる？郵送物は避けられないのか

次は実際に利用を始めてからになりますが、利用明細書が金融機関から家のほうに送られてくるため、毎月これが来れば家族もどんな連絡が来ているのか関心を持つことになり、ばれる可能性が高くなります。

しかしこういった郵送物については、契約時点で申請しておくことにより送付を停止することができるカードローンが沢山あります。家族にばれたくなければ、すぐにこの手続きを行っておきましょう。

ただし利用明細書というのは自分の利用を管理するためにはどうしても必要なものですから、送付を停止した場合には、インターネット上から必ず、自分の利用状況を確認する習慣をつける必要があるので注意して下さい。

自分の借り入れ状況を確認するためには利用明細書が必要

カードローンと言うのは利用限度額内であれば何度借入れしても構わないことになっています。このためついつい使いすぎてしまう人も多いのです。

しかもこういった状態は慣れてきてしまうことが有って、カードローン用のカードを自分のキャッシュカードのように感じられる人もいるようです。

こうれを防止するのに必要になるのは、今現在自分がいくら借りているのか知ることによって、これを歯止めにすることです。そしてそれに利用できるのが月々送られてくる利用明細書なのです。

ですから通常は利用明細書は必要ないと考えている人でも、それは無意識に自分に対する圧力になっており、十分役に立っているのです。決して不必要なものなどと思っていてはいけません。

予め申請しておけば利用明細書は送らないようにできる

しかし、そうはいっても確かに毎月利用明細が送られてくると、家族の中には何をやっているのだろうと、不審にまで思うことは無いにしても、興味を引くことはあるでしょう。

このためそういった点から考えれば、カードローンの利用がばれたくない人にとっては、利用明細書というのははっきり言えば邪魔な存在と言えるでしょう。

ただし、次節で説明する返済が滞ってしまったようなときに助けてもらえるのは家族です。その家族に内緒というのは決してお勧めできることではありません。

職場では内緒にしておくのも良いかもしれませんが、家族には初めから利用するということを話して理解を得ておいた方が絶対に良いはずです。この点よく考えておきましょう。

反対されるから嫌だという人もいますが、本当に必要性が有れば家族も納得してくれるでしょう。逆に納得してもらえないのであれば、借入れしなくても済む方法が有るのかもしれません。そういった点もよく話し合ってはいかがでしょうか。

利用明細書の送付を止めたら利用状況の確認を怠ってはいけない

このように利用明細書の送付は停止できますが、先ほど言ったように利用明細書には借り過ぎを防止する効果があるため、この送付を停止してしまうと歯止めになるものがなくなってしまうことになります。

このため利用明細書の送付を停止できるカードローンでは、これに代わる利用状況の確認手段が用意されています。これは最近の技術進歩によって可能になりました。

カードローンを利用する場合最近ではインターネット上に自分用のＷｅｂページが用意され、様々な情報の表示や連絡手段として利用されています。このため利用状況もこのページ上で確認できるようになっているのです。

もし利用明細書の送付を停止するのであれば、それに代わる手段として定期的にこの利用状況を確認することを習慣化し、利用明細書に代わる使い過ぎ防止のための歯止めとするようにして下さい。

返済が滞ったら連絡が来る！滞納を防ぐ手段には何が有るか

最後に通常はありませんが、返済が滞ってしまった場合の接触について考えておきましょう。返済が滞ればまず督促状が家に送られてきます。せっかく利用明細書の送付を停止しても、金融機関は利益に関わるので督促状は停止しません。

また督促状が来ても入金しなければ、次は回収担当から電話が入るようになるので、もう家族に内緒にしておくのは難しくなりますし、もはやそんなことを言っている余裕もなくなり、家族を巻き込んで返済を考えなければなりません。

したがって、ばれないようにするためには、こういった状況に追い込まれないようにするしかありません。そのためには、借入れの前から返済計画を立て、計画通りに返済して行くことが重要になって来ます。

【参考記事】
携帯料金が払えない？！ほおっておくと信用されなくなってしまう！

返済が滞ってしまうと督促状が送付される

もう一つ周囲にばれる契機として考えられるのが、返済が滞ってしまう場合です。こういった場合金融機関の対応は次のように進んでいきます。

• 督促状の送付
• 回収担当からの接触
• 催告書の送付
• 差し押さえ等

まず最初は各種の料金支払いが遅れた時と同じで、督促状が送られてくることになります。この督促状というのは単に支払いが遅れているのですぐに振り込んでくれと言う連絡です。

通常最も多いのは銀行口座の残高不足で引落しができなかったという場合で、単に入金を忘れていたというものですから、すぐに振り込むことで特に問題視はされません。

しかし問題は督促状が送られてくるということで、利用明細書は送付が止められても、入金が遅れるということは金融機関は利益となる利息を受け取れないということになるため、遠慮なく送付してきます。

したがって、送付を抑止することはできません。周囲に内緒にしている場合には大変都合の悪いものだと言えるでしょう。

滞納が続くと回収担当から電話が入る

さてこの督促状を無視して入金しないと、問題はさらに大きくなり、金融機関のほうは本格的な対応が必要になるため、回収担当という部署に回されることになります。

回収担当に回された事案の場合には、今度は郵便物では無く回収担当者から直接電話が入ります。店舗に行けば人当たりが良い女性などが窓口にいますが、回収担当者は迫力のある男性があたるのが普通です。

このため電話であってもちょっと怖いと思うことも有ります。ただし法的に様々な規制が有るため、対応はいたって紳士的ですので、話は冷静に行えます。

しかしここで問題なのは、そんな電話が入れば、もはや家族に内緒にしておくことは難しくなることです。

そうなった場合には、すべてを話して、返済に協力してもらわなければならないはずです。

回収担当との接触は主に電話ですが、場合によっては訪問を受けることもないとは言えません。声も怖いですが見た目も強面な人が多いですから、面と向かうとさらに怖いと思います。

それでも支払いに応じなければ、最終的には催告書というものが送られてきて期日を切って支払いが要求され、応じなければ差し押さえなどに発展してしまいます。

通常であればそこまで行く前に債務整理などを行うことになるでしょう。

そこまで行くと家族にばれないようにするどころか、大迷惑をかけることになってしまいます。

ばれないためには滞納しないように返済計画を立てることが重要

こういったことを避けるためには、そもそも滞納をしないことが最も重要なことです。では滞納しないためにはどうすれば良いのでしょうか。

そのためにまず必要なのが返済期間中の自分の収支を計算することです。収入だけを気にする人がいますが、支出も重要で、支出が大きければ余裕がなくなり、返済に充てるお金など無いかも知れません。

ですから、返済期間中の各月の収入と支出を家計簿などから予想して、各月の収支予想を計算してみましょう。この金額が各月とも返済額を上回っていることが必要で、１月でも下回れば返済はできないということになります。

そういう月が有れば、今度は支出内容を見直して節約できないかを検討してみましょう。節約ができて返済額を捻出できるようになれば借入れは可能です。

こういった節約部分が良く分るようにして返済計画をまとめてください。借り入れ後は毎月返済計画を見直して、必要が有れば修正を加えて、完済まで返済できる計画にしておくことが重要です。

ここで周囲に内緒でカードローンを利用する方法について纏めておきます。

• そもそも隠しておく必要が有るのかよく考える
• 在籍確認でばれるようなことはまずない
• 利用明細書はあらかじめ送付を停止しておく
• 返済が滞ることが無いよう返済計画を立て計画通りに返済する

カードローンの利用をばれないようにするには、常に気を抜かないようにし、特に返済には十分注意してください。