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病院に行きたいけどお金がない…金銭的な問題には「無料低額診療」

最近からだの調子が悪い、病院に行ってきちんと診てもらいたい!でもお金がない…。とお困りの方には「無料低額診療」をおすすめします。病院に行きたいけど、生活的にも問題を抱えている…。そんな方にぴったりの制度です。

ここでは無料低額診療がどのような制度なのか、詳しくお話ししていきます。無料低額診断は誰でも利用できるわけではなく、様々な条件の上で成り立っている制度です。よく理解しておきましょう。

まずは無料低額診療を受ける前に、みなさん自身が制度を利用するための条件をクリアしているか、現在の状況と照らし合わせながらチェックしてみてくださいね。

病院に行きたいけど…お金がない時は「無料低額診療」を

では、早速「無料低額診療」という制度について見ていきましょう。病院に行くためのお金がない理由はみなさんそれぞれかと思いますが、無料低額診療を受けるにも利用条件があります。

お金がないけど病院に行きたい!その願いを叶えるためには、みなさん自身が利用条件を満たしている必要があります。もし利用条件に当てはまる場合は、無料低額診療を受けることを考えてみましょう。

生計困難者が受けられる公的制度

無料低額診療とは、無料で診療を受ける、または通常よりも低額で診療を受けることができる制度です。次のような問題を抱えている方が利用対象となっています。

  • 低所得者の方
  • DV被害に遭われている方
  • ホームレスの方
  • 生活保護を必要としている状況の方
  • 人身取引被害者の方

収入や所得が低く、金銭問題を抱えている方はもちろん、DV被害者の方や売春・労働などを強要されてきた人身取引被害者の方なども対象とされています。ホームレスの方も同様です。

こうした状況にある方を「生計困難者」とも呼びます。何らかの原因があり生計を立てることが難しくなっている場合は、無料低額診療の対象になります。

生活保護受給者も診療対象に

無料低額診療は公的制度ですので、安心して病院で診療を受けることができます。同じく公的制度である「生活保護」を既に受給している方の場合も、無料低額診療の対象となっていますよ。

生活保護を受給している方はもちろん、要保護者の状況である方も利用できるサービスなので、まずは利用対象に当てはまる場合は病院に相談してみると良いでしょう。
  • 低所得者だけど生活保護の対象外になってしまう
  • DVに遭っていて保険証を利用できない
  • 医療費を払えないほどお金がない

こうした問題はなかなか他人には話しづらいものですが、問題を抱えている方にも対応しているのが無料低額診療の特徴です。

まずは各病院に置かれている医療ソーシャルワーカーに無料低額診療について相談をしてみましょう。

無料になる?それとも低額?無料低額診療を受ける基準

続いては無料低額診療を受ける際に、「無料の診療」となるか「低額での診療」となるかの基準について見ていきたいと思います。みなさんの状況によって、診療費の支払い基準は異なります。

また、無料低額診療を受けられる期間についてもあらかじめ定められていることをよく覚えておきましょう。あくまでも一時的な処置ということなので、その点もよくご理解くださいね。

収入と生活保護基準がカギに

まず無料低額診療制度を利用した場合、無料の診療となるか低額での診療となるかの基準についてお話ししておきましょう。1ヶ月の収入をもとに医療費の支払い基準は定めされています。

  • 生活保護基準の120%以下の場合は無料診療
  • 生活保護基準の140%以下の場合は低額診療

もし1ヶ月の収入が生活保護基準の120%以下となるのであれば、みなさんは無料で診療を受けることができます。医療費が全額免除となるわけです。

収入と生活保護基準が大きなカギとなっていますので、しっかりチェックしておきましょう。

無料低額診療が受けられるかどうかは、みなさんが自分で決めることはできません。面談なども必要となりますし、診療が受けられないと判断されるケースもありますのでご注意ください。

無料低額診療は一時的な処置

ちなみに無料低額診療については、継続して利用できる制度ではなく、一時的な処置ということも理解しておく必要があります。

  • 利用できるのは生活が改善されるまで
  • 生活保護の受給開始までの期間
  • 健康保険に加入するまでの期間

無料診療が受けられる期間については、生活保護受給開始・健康保険加入までの期間で原則として1ヶ月が基準とされています。最長でも3ヶ月までとなっていますので、適応期間については十分注意しておきましょう。

低額診療となる方の場合も、生活環境が改善されるまでの期間適応されますが、低額診療が受けられるのは半年が基準とされています。ぜひ一時的な救済処置として活用してみてください。

まずは病院の受付へ!医療ソーシャルワーカーに相談を

最後に無料低額診療を利用する際の一連の流れについてお話ししておきましょう。各病医院には医療ソーシャルワーカーが置かれています。無料低額診療に関する相談についても医療ソーシャルワーカーが対応してくれます。

ここまでチェックしてきて、無料低額診療の利用対象となっていると考えられる場合は、ぜひ一度医療ソーシャルワーカーの方へ相談してみてください。

無料低額診療を受ける流れをチェック!

無料低額診療を受ける流れとしては、大きく2つの形に分かれます。

  • 自分から医療ソーシャルワーカーに相談する場合
  • 収入面などに問題があるため自治体などから勧められる場合

みなさん自身の意志で無料低額診療を受けたい!と相談をすることもできますし、低所得者であることを自治体が認知していれば、周囲から無料低額診療のことを勧められるケースもあります。

もしみなさんが自ら相談をした場合は、医療ソーシャルワーカーとの面談を受けた後、無料低額診療が受けられるかどうかが決まります。

まずは病院の受付で「無料低額診療を受けたい」ということを伝えてください。その後は病院の対応に沿って手続きをしていきましょう。

収入面や健康面、生活状況をハッキリ伝えて

医療ソーシャルワーカーとの面談では次のようなことがチェックされます。

  • 現在どのような生活状況であるか
  • 収入状況に関すること
  • 健康状態に関すること

生活状況、収入面、健康面などに問題があると判断されれば、無料または低額で病院の診療を受けることが可能です。

このように、まずは診療よりも面談を受けることが先になりますが、もしみなさんが急病である場合は先に診療・治療を行うことになっています。その後、無料低額診療の面談を受けましょう。

病院によっては予約必須!無料低額診療を受ける前に電話を

以上でお話ししてきた「無料低額診療」という制度は、公的制度として行われています。「全然知らなかった!」という方も多いかと思いますので、ぜひこの機会に無料低額診療のことをよく理解しておいてくださいね。

また、無料低額診療について相談をする際には、直接病院に行く前にあらかじめ電話を入れておくこともおすすめです。病院によっては予約必須であることもありますからね。先に電話で確認を取ってから病院へ足を運ぶようにしましょう。

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