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進学の金銭負担を軽減!お金がない時のサポートに「教育ローン」

大学への進学、専門学校への進学をする場合、入学金や学費など何かとお金がかかってしまいますよね。「進学をしたいけどお金がない…」とお悩みの方も多いかと思います。

そんなお金がない時には「教育ローン」を活用してみましょう。教育ローンはみなさんが進学をするためのサポート役として金銭負担を軽減してくれる効果があります。教育ローンにも様々なサービスがあるので、自分に合うサービスを選ぶようにしましょう。

ここでは、銀行で利用できる教育ローンはもちろん、国の教育ローンである「日本政策金融公庫」の制度や、奨学金制度が利用できる「日本学生支援機構」についてご紹介していきます。

進学のサポートは普段利用している銀行の教育ローンで

まずは銀行の教育ローンについて見ていきましょう。教育ローンのサービスを提供している銀行は数多くありますが、ここではイオン銀行と三井住友銀行のサービスをご紹介したいと思います。

銀行の教育ローンひとつを取ってもサービス内容には違いがあります。各銀行における教育ローンが持つ特徴をしっかり理解し、比較した上でローンを選んでいきましょう。

年収による条件もある「イオン銀行」

1つ目にご紹介するのは「イオン銀行」の教育ローンです。イオン銀行はネット銀行ですが、教育ローンの申込みに関しては、郵送または店舗での申込みとなります。ご注意くださいね。

イオン銀行の教育ローンを利用する上での重要な審査ポイントについて見ておきましょう。

  • 年齢が満20歳以上であること(契約時)
  • 前年度の年収(税込み)が200万円以上であること
  • イオン銀行に普通預金口座があること

イオン銀行ではこれから進学をする学生の方本人が契約することはできません。収入があることが前提なので、親が契約することが一般的です。

そのため、年齢制限についても満20歳以上と決められています。ちなみに完済時には満70歳未満であることも必要条件です。あらかじめ気をつけておきましょう。以下は貸付条件です。こちらもチェックしてくださいね。

借入れ金額 金利 担保・保証人
30万円以上500万円以下 年2.80% 不要

イオンクレジットサービスによる保証がありますので、教育ローンを利用する際には担保や保証人は必要ありません。金利について変動金利となっています。こまめに確認しておきましょう。

無担保型・有担保型がある「三井住友銀行」

2つ目にご紹介する銀行の教育ローンは「三井住友銀行」のサービスです。

三井住友銀行の教育ローンは、無担保型と有担保型の2種類があることが特徴的となっています。

  • 無担保型よりも有担保型の方が高額借り入れが可能
  • 金利設定にもそれぞれ違いがある
  • 有担保型の場合は不動産担保が必要

では、無担保型の教育ローンと有担保型の教育ローンではどのように貸付条件に違いがあるのか詳しく見てみましょう。まずは無担保型の教育ローンの貸付条件からご紹介します。

借入れ金額 金利 年齢制限
10万円以上300万円以内 年3.475% 満20歳以上、満65歳以下

続いて有担保型の教育ローンについて見ていきます。それぞれの違いをしっかり比較してみてくださいね。

借入れ金額 金利 年齢制限
50万円〜3,000万円 年2.975% 満20歳以上満70歳の誕生日まで

有担保型の教育ローンについては、完済時に満80歳の誕生日までとなっていることも条件とされています。

どちらも三井住友銀行のサービスですが、それぞれの教育ローンでは、借入れ金額や金利はもちろん、年齢制限にも違いがあります。あらかじめ確認した上で申込みをしましょう。

ちなみに三井住友銀行でも、イオン銀行と同様「前年度の年収(税込み)が200万円以上であること」の条件があります。こちらも忘れずにチェックしておきましょう。

お金がない時は国の教育ローン!公的機関もおすすめ

続いてご紹介するのは、国の教育ローンです。こちらは「日本政策金融公庫」の制度で、教育一般貸付というローンです。

銀行などでも利用できる教育ローンですが、国の公的な制度としても進学のためのお金を借りることができるのです。お金がない!とお困りのみなさんは、公的な金融機関で借りてみても良いでしょう。

奨学金制度との併用もできる!

日本政策金融公庫の教育一般貸付には、次のような特徴があります。

  • 金利は変動型ではなく固定金利
  • 「日本学生支援機構」の奨学金制度と併用ができる
  • 進学先の受験前でも申込みOK

教育一般貸付の金利は、変動型ではなく固定金利となっています。年利1.90%の低金利で借りられるということも特徴的となっています。

また、受験をする前でもローンの申込みが可能で、奨学金制度との併用もできることも大きな特徴です。「日本学生支援機構」については後々ご紹介していきますので、そちらもご参考にしてくださいね。

国の教育ローンはいくら借りられる?

では、日本政策金融公庫の教育ローンでは、具体的にいくらくらいの借入れが可能となっているのでしょうか?貸付条件を見てみることにしましょう。

借入れ金額 金利 連帯保証人
最高350万円 年1.90% 保証を受ける場合は不要

国の教育ローンでは、最高で350万円までの借入れが可能ですが、条件付きの海外留学資金の借入れをする場合は、最高で450万円までOKです。もちろん審査がありますので、その点はご注意ください。

また、日本政策金融公庫では、教育資金融資保証基金によって保証を受けることになりますが、その場合は保証人を立てる必要はありません。

保証を受けない場合は、連帯保証人を立てることが条件です。進学をする本人(在学中の本人)の4親等以内の親族であれば、連帯保証人になることができます。(ただし、配偶者は除きます)

進学のための奨学金が必要なら「日本学生支援機構」で

銀行などの教育ローンはもちろん、日本政策金融公庫のような公的制度を利用して進学資金を借りることも可能です。また、先ほども少しお話ししましたが、奨学金制度を活用することで進学のサポートをすることもできますよ。

ここからは「日本学生支援機構」の奨学金制度についてお話ししていきましょう。奨学金がどのような制度なのか、よく理解した上で申込みを考えてみてくださいね。

2つのタイプがある奨学金制度

奨学金制度は、経済的な理由によって進学をすることが難しい学生さんに向けた制度です。日本学生支援機構の奨学金制度は、大きく2つのタイプに分けられます。

  • 貸与型の奨学金
  • 給付型の奨学金

大学や専門学校などへの進学を考えているみなさんは、貸与型の奨学金制度を利用しましょう。給付型の奨学金は、海外留学奨学金として利用することができます。

必要に応じて、日本学生支援機構の奨学金制度を活用していきましょう。

奨学金を延滞しないように注意!

貸与型の奨学金制度は、無利息のタイプと利息の付きのタイプの2種類があります。

無利息の奨学金制度は非常に厳しい基準によって選考されるので、場合によっては利用できないことも考えられます。その場合は利息付きのタイプを利用しましょう。

利息付きの奨学金制度でも、在学中なら無利息となっています。卒業後は利息を支払わなければならないので、お金を返すことを前提として金銭面のやりくりをするよう、十分に気をつけてくださいね。

  • 奨学金の返還を延滞しないように注意
  • 奨学金の返還が難しくなったらすぐに相談を
  • 奨学金返還の督促の連絡が来たら絶対無視しない

奨学金の返還を忘れてしまったり、支払うことができなくなってしまったり、何かと困ることもあるかと思います。その際にはまず日本学生支援機構の方へ相談をすることをおすすめします。

奨学金の返還を延滞すると、督促の連絡が届きます。本人はもちろん、連帯保証人にも連絡がいくことになっていますので、あらかじめご注意さいね。

進学を諦めない!お金がない時は適切なサポートを受けて

教育ローンや奨学金制度を利用できるのは、

  • これから進学をする本人
  • これから進学をする本人の親権者や配偶者
  • これから進学をする本人の兄弟・姉妹

以上のようなパターンが多くなっています。今、進学を考えているけれどお金がない…とお悩みのみなさんのサポートをしてくれるサービスや制度が揃っていますので、進学を諦めず、資金を借りるための準備をしていきましょう。

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